雇用および労働法
台湾は世界屈指の輸出経済規模を擁しており、その労働人口の教育水準、能力および労働意欲は高まり続けています。雇用および労働問題に対処するには、法令および各業種の実務との両面を考慮する必要があります。
当所の雇用および労働法チームは、馬静如 執行パートナー弁護士のリーダーシップの下、雇用者側のクライアントを支援し、その権益を保障する関連規範の立案および実務上の運用、法令遵守、ならびに従業員の求心力の向上をサポートしています。当チームは『Chambers Asia-Pacific』および『The Legal 500 Asia Pacific』において数年来、台湾の雇用および労働法分野におけるトップファームとして評価されています。『The Legal 500 Asia Pacific』では、当チームについて「多くの雇用および労働法案件を処理する能力を持つ数少ない事務所である」との賛辞が引用されています。
法規上のテクニカルなアドバイスのみにとどまらず、商業的利益に合致した総合的ソリューションを提案し、従業員と雇用主双方のニーズの満足を図り、労使ともにWin-Winを実現することを目指します。
ベーカー&マッケンジーグローバルグループの一員として、46か国、77か所の事務所に属する数百名の雇用および労働法専門弁護士の知識と経験をバックグラウンドに持つ当チームだからこそ、世界的に競争力を持つ著名クライアント企業にサービスを提供することができるのです。台湾において当チームはすでに20年余りの実務経験があり、高度な処理能力で実績をあげてきました。さらに、ここ10年は台湾・中国の労使関連業務にも注力し、得意分野として確立しました。当チームのサービス対象は、金融、医薬、運輸、製造、小売、マスメディア、ホテル・飲食、ハイテクノロジー、および公共事業等の各種産業を広く網羅しています。法律サービスの取り扱い分野は、下記のとおりです。
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企業合併、組織再編成、休業、人員削減時における労働法に応じた措置のアドバイス
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解雇、退職、および退職金支給の解雇についてのアドバイス
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労働安全衛生規則および従業員への賠償処理についてのアドバイス
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台湾籍の従業員を海外へ、または外国籍の従業員を台湾へ派遣する際のアドバイス(税務のアドバイスを含む)
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労働協約および労働組合法に関するアドバイス
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各職位の経営陣および従業員にそれぞれ適した雇用契約の立案
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就業規則、福利厚生計画および労働倫理規定の立案
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守秘義務、智的財産および競業避止義務契約の立案
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外国人の労働許可およびビザ取得
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労使紛争の解決、和解交渉
《2020グローバルエンプロイヤーガイド―台湾》
本ガイドは、企業の雇用主および人事関連のプロフェッショナルに、台湾労働法のキーポイント的な規定に関する包括的概要を提供するものです。
台湾の雇用および労働法分野において長年トップファームの座を維持
Chambers Asia-Pacific (2020年)
The Legal 500 Asia Pacific (2020年)