言語:中国語、英語
胡浩叡弁護士は、銀行、証券、保険、資産管理等の各種金融法律実務のエキスパートです。金融機関のM&A後の統合実務(PMI)および関連の法律問題について、非常に豊富な実務経験があります。このほか、e-チケット、電子マネー等の新興決済サービスおよびフィンテック産業についても精通しています。専門分野として、M&A(金融機関、上場企業)、資本市場(海外企業の台湾での上場、外国債等)および企業コンプライアンス(個人情報、マネーローンダリング対策等)等もカバーします。
主な専門分野
- 銀行および融資
- M&A/プライベート・エクイティ・ファンド
- 資本市場
代表的な顧客および案件
銀行および融資
- 2017年 ユーラーヘルメス信用保険会社台湾支店設立案件
- 2016年 スタンダードチャータード銀行、オーストラリア・ニュージーランド銀行および玉山銀行の保険代理業部門の設立申請案件
- 2015年 台湾工業銀行の市中銀行への変更案件
- 2015年 開発工業銀行と凱基(万泰)銀行の営業権譲渡および統合案件
- 2013年 オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の台湾支店設立計画案件
- 2012年 DBS銀行の台湾支店設立計画案件
- 2010年 合庫巴黎証券投資信託会社の設立計画案件
- 2009年 オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)とABNアムロ銀行/スコットランド王立銀行(RBS)統合案件
- 2009年 スタンダードチャータード銀行(SCB)とアジアトラスト投資会社(亜洲信託投資公司)の統合案件
- 2008年 DBS銀行と宝華銀行の統合案件
- 2008年 スタンダードチャータード銀行(SCB)とアメリカン・エキスプレス銀行(AEB)統合案件
- 2007年 英国スタンダードチャータード銀行(SCB)と新竹商銀統合案件
M&A/プライベート・エクイティ・ファンド
- 2017年 テマセク・ホールディングスによるBloomeria(台星科の持株会社)売却案件
- 2016年 オーストラリア・ニュージーランド銀行グループのパーソナルファイナンスおよびウェルス・マネジメント業務売却案件
- 2016年 アリアンツ生命保険株式会社における従来型保険証券事業の一部業務の台湾生命保険株式会社(台湾人寿)への分割案件
- 2015年 JD Unitedの支社および営業部の如興公司への売却案件
- 2015年 ASE(日月光)によるSPIL(矽品精密)の株式公開買い付け案件
- 2014年 キャセイ生命保険(国泰人寿)による米国Conning Holdings CorporationのM&A案件
- 2014年 Alvogenによる美時化学製薬への投資案件
- 2014年 スタンダードチャータード銀行による消費者金融・アセットマネジメント業務の統一証券への売却案件
- 2014年 野村資産管理会社による安泰投信のM&A案件
- 2013年 玉山銀行によるカンボジア・ユニオン・コマーシャル・バンク(UCB)M&A案件
- 2012年 アリアンツ生命保険によるHSBC生命保険M&A案件
- 2011年 PEファンドKKRの台湾における国巨股份有限公司とのM&A案件
- 2011年 潤泰グループと宝成グループによる南山生命保険(AIG)M&A案件
- 2010年 台新投信と工銀投信の合併案件
- 2009年 元太科技による米国企業E InkのM&A案件
- 2009年 ASE(日月光)による環隆電気のM&A案件
- 2007年 GE Capital、SACによる万泰銀行への投資案件
- 2007年 PEファンドのOaktreeによる復盛のM&A案件
証券および資本市場関連
- 中華電信の米国預託証券ADR発行案件
- 杜康控股のTDR第二上場(海外重複上場)案件
- F-淘帝(Topbi)の第一上場(海外での新規上場)案件
- 泰福-KY(Tanvex)の第一上場案件
- 星展(台湾)商業銀行(DBS台湾)のIPO案件
- 澳盛(台湾)商業銀行(ANZ台湾)のIPO案件
- 三井住友銀行、SMFG、ABN アムロ銀行およびKorean Expressway Corp.の台湾国内におけるユーロ債発行上場取引案件
著書・論文
- 「国際的な主要証券市場の債券発行制度と公開説明書規範の研究-専業板(専業投資家のみ対象)を中心として」─TPEx委託案件
- 「電子マネー機構管理条例-国外機構との提携または国外機構と協力して台湾国内で電子マネー機構業務の関連行為に従事する管理方法の草案」-銀行協会委託案件
- 「台湾、米国および日本の債権回収法の紹介」-銀行協会委託研究レポート
- 「給与、退職金、解雇手当等の労働者債権が抵当権に優先するか否かについて分析と見解」─銀行協会委託研究レポート
- 「外国投資信託の研究」-信託協会委託研究レポート
- 「先物・証券取引紛争仲裁メカニズムの実行可能性の研究」─先物商業共同組合(期貨商同業公会)委託研究レポート
- 「株式会社内部機関の研究-権限分配とコーポレートガバナンスを中心として」─修士論文
- 「新公平取引法(原文:新公平交易法)(共著)」─華泰文化出版
- 「金融持株会社法(原文:金融控股公司法)(共著)」─華泰文化出版
受賞歴および評価
- 2020年 Chambers Asia-Pacificにて「卓越弁護士(Recognized Practitioner)」に選出
- 2020年 The Legal 500 Asia Pacificにて「推薦弁護士(Recommended Lawyer)」に選出
- 2020年 IFLR 1000にて「リーディングロイヤー - 著名弁護士(Leading Lawyer - Notable Practitioner)」に選出
学歴・経歴および資格
- 2008年 米国ニューヨーク州弁護士会 所属
- 2005年 米国コロンビア大学法学修士 (LL.M.)
- 2002年 台湾大学法学修士(民商法グループ)
- 2002年 中華民国弁護士
- 1998年 台湾大学 法学士(財経法学グループ)