言語:中国語、英語、台湾語
大型プロジェクト、契約交渉、事業投資、M&A、訴訟紛争と和解、BOTプロジェクト、不動産(工業・商業エリア、大型ショッピングモール、ホテル)の開発と経営、知的財産権の保護に関するエキスパートです。
主な専門分野
- さまざまな紛争解決
- 事業投資およびM&A
- 不動産および建設業
- 知的財産—商標/著作権/特許
代表的な顧客および案件
- 陳玲玉弁護士は、数々の台湾「初」および「指標」となる案件を担当し、双方の「和解」を促進するという使命を帯びています。
- 2018年、李長栄化学工業株式会社の代理人として、株式100%をKKRに売却(世界で3番目に大きいプライベート・エクイティ・ファンド)。本案件は、当該年の台湾業界における10大ニュースの一つになりました。
- 2017年、フォックスコンの代理人として、シャープのM&Aを担当。本案件は、当該年度のThe Deal of Asiaに選ばれました。
- 2015年、TSMC(台積電)の代理人として、司法史上初の営業秘密法に基づく「競業避止義務(離職した研究開発員が国外の競合他社に属することを禁ずる義務)」の案件で勝訴
- 2015年、高雄ガス爆発事故で李長栄化学工業株式会社の代理人として、裁判所の判決前に犠牲者の全家族85名と初の和解を成立
- 2002年、台湾の司法史上最高額となる仮差押えプロジェクトを担当(10億ニュー台湾ドル vs. 30億ニュー台湾ドル)9か月の訴訟を経て、双方の和解を促進
- 1997年から現在まで、台湾高速鉄道株式会社の法律顧問を担当同社による世界最高額となる5,500億ニュー台湾ドル以上のBOT契約締結をサポート。台湾高速鉄道株式会社と交通部間の「政府が行うべき項目の備忘録」および「契約履行の備忘録」の初の契約を作成し、締結をサポート。最高額となる3,259億ニュー台湾ドルの銀行シンジケート・ローンプロジェクトの完了をサポート
- 1987年、台湾初のハイパーマーケット(hypermarket)、カルフールを誘致
紛争解決プロジェクト
- 台新フィナンシャル・ホールディングの財政部間と生じた彰化銀行の経営権契約に関する訴訟事件を担当
- TSMC(台積電)の営業秘密の保護に関する訴訟事件を担当
- 李長栄化学工業株式会社の高雄ガス爆発事故に関する訴訟事件と非訟事件を担当
- 中国信託の仕組債に関する訴訟事件、XPEC Entertainment(楽陞科技)に関する案件を担当
- Endemol Nederland B.V.(オランダ)の著作権侵害事件を担当
- フィリップス(オランダ)の公正取引法に関する紛争事件を担当
- PRESICARRE CORPORATION(家福)の賃貸契約に関する各種紛争を担当
- Taiwan Fire & Marine Insurance(台湾産物保険会社)の保険金請求に関する紛争事件を担当
M&Aプロジェクト
- 李長栄化学工業株式会社の代理人として、KKRへの株式100%売却プロジェクトを担当
- フォックスコンの代理人として、シャープのM&Aプロジェクトを担当
- キャセイ・フィナンシャル・ホールディングの代理人として、Conningグループ(アメリカ)のM&Aプロジェクトを担当
- 富邦(Fubon)ファイナンシャルホールディングの代理人として、シティグループとの提携プロジェクトを担当
- 不動産プロジェクト
- ルメリディアンホテルに関する不動産プロジェクト
- カルフールのショッピングモール不動産開発、買収または賃貸プロジェクト
BOTプロジェクト
- 台湾高速鉄道株式会社の交通部高速鉄道建設および運営プロジェクトに関する入札、交通部との各種契約交渉を担当し、高速鉄道建設および運営に関するリーガル・サービスを提供
- 高速鉄道桃園駅の特定工業エリアの開発および経営プロジェクト。
- 台中の公設市場の利用プロジェクトの入札、建設、運営に関する契約の合意
- 台北港コンテナ保管・輸送センターの開発プロジェクト
著書・論文
- 「法理と善念」— 円神出版社 2015年10月
- 「也追憶似水年華(失われた時の追憶)」— 円神出版社 2015年7月
- 「家門」— 典蔵芸術家庭公司 2005年11月
- 「企業と法律」— 天下出版社 1986年7月
- 「貿易事故」— 聯経出版社 1980年7月
- 経済日報コラム
所属専門機関
- 2020年 Chambers Asia-Pacificにて、「Senior Stateswoman」に選出(会社/M&A、不動産、エンジニアリングプロジェクト)
- 2020年 The Legal 500 Asia Pacificにて、「リーディングロイヤー」に選出
- 2020年 IFLR 1000にて、「リーディングロイヤー(Leading Lawyer – Notable Practitioner)」に選出
- 2017年 International Financial Law Reviewにて、「フォックスコンのシャープM&Aプロジェクト」が、The M&A Team of the YearおよびM&A Deal of the Yearに選出
- 2017年 ベーカー&マッケンジー Asia Pacific Advance Awardsで、Strategic Pillars Awardを受賞(Clients, People)
受賞歴および評価
- 2020年 Chambers Asia-Pacificにて、「Senior Stateswoman」に選出(会社/M&A、不動産、エンジニアリングプロジェクト)
- 2020年 The Legal 500 Asia Pacificにて、「リーディングロイヤー」および「推薦弁護士(Leading Individual & Recommended Lawyer)」に選出
- 2020年 IFLR 1000にて「リーディングロイヤー - 著名弁護士(Leading Lawyer - Notable Practitioner)」に選出
- 2017年 International Financial Law Reviewにて、「フォックスコンのシャープM&Aプロジェクト」が、The M&A Team of the YearおよびM&A Deal of the Yearに選出
- 2017年 ベーカー&マッケンジー Asia Pacific Advance Awardsで、Strategic Pillars Awardを受賞(Clients, People)
学歴・経歴および資格
- 1990年 アメリカ・カリフォルニア州弁護士会外国法律顧問 登録
- 1978年 台湾大学法律研究科 修士
- 1975年 司法試験に合格し台北弁護士会に所属
- 1973年 台湾大学法律学科 学士
チャリティー事業
- 2015年、台湾大学法律学院の専門技術教授を務め、台湾大学法律学院の修士課程で実例を用いた講義を行う。また、学生と共同で「善念」を縦線、「法理」を横線とし、企業と人生の困難を円満に解決する「法理と善念」を出版
- 2014年、呉念真監督が発起人を務めた「社団法人快楽学習協会」の設立をサポート。現在まで監査人を務め、台湾に98か所の「秘密基地」を設立。農村部の恵まれない子供たちへ放課後の補導や夕食を提供
- 2007年〜現在、台北医学大学 理事
- 2006年〜現在、「紙風車319児童芸術工程」「紙風車368郷鎮市区児童芸術工程」の推進をサポート
- 2004年〜現在、司法改革基金会 理事
- 2001年、「台湾玉山科技協会」の設立を推進し、テクノロジー業界にサービスを提供する第1期常務監察人に選出
- 1996年〜現在、カルフールグループ(フランス)と台湾の統一企業の共同寄付による「カルフール文教基金会」の設立を推進・サポートし、基金会の理事に就任