言語:中国語、英語。
馮達発弁護士は、知的財産特許および他の知的財産と競争法に関する分野のエキスパートで、国内外の顧客の代理人として、台湾における各種裁判所における訴訟を担当しています。また馮弁護士は、化学とバイオテクノロジーのバックグラウンドも持っています。
主な専門分野
- 知的財産─特許
- 知的財産─商標/著作権
- コンプライアンス(営業秘密、競争法)
- 紛争解決
代表的な顧客および案件
特許プロジェクト
- 複数の多国籍企業の特許明細書を起草
- 複数の多国籍企業を弁護し、審査官を説得して特許の取得に成功
- 多国籍企業の代理人として、知的財産局と直談判し、審査官を説得して特許の取得に成功
特許権侵害訴訟
- イーライリリー・アンド・カンパニー(アメリカ)の代理人として、台湾の製薬会社2社のプロセス特許侵害を告訴し、有利な条件で和解を成立
- Aventis Pharma S.A.(フランス)の代理人として、台湾の製薬会社の特許権侵害を告訴し、有利な最終判決を獲得
- Rohm and Haas Electronic Materials CMP Holdings, Inc.(アメリカ)の代理人として、特許無効審判の請求に関する行政訴訟を担当し、有利な最終判決を獲得
- 南亜プラスチック株式会社の代理人として、特許無効審判の請求に関する行政訴訟を担当し、有利な最終判決を獲得
- AMD Far East Ltd.,の代理人として、裁判所を説得し、台湾企業の特許権侵害訴訟の却下に成功
- Genovate Biotechnology(健亜生物科技株式会社)の代理人として、裁判所を説得し、日本の製薬会社の特許権侵害訴訟の却下に成功
- ソニーモバイルコミュニケーションズ International AB(スウェーデン)の代理人として、特許権侵害訴訟を担当し、有利な条件で和解を成立
- フィリップス(オランダ) の代理人として、行政訴訟を担当し、裁判所を説得して知的財産局によるライセンス強制処分の撤回に成功
- フィリップス(オランダ) の代理人として、台湾のメーカーに権利金の支払いを請求し、有利な最終判決を獲得
- Thomson Licensing S. A.(フランス)の代理人として、台湾のメーカーに権利金の支払いを請求し、有利な条件で和解を成立
- デンツプライ・インターナショナル(Dentsply International Inc.)の代理人として、特許無効審判の請求案を提出し、無効審判の請求成立の評決獲得に成功
- 半導体ファウンドリの代理人として、特許権侵害訴訟を担当し、仮処分の決定を獲得
- 半導体ファウンドリの代理人として、特許権侵害訴訟および特許無効審判の請求を担当し、有利な最終判決と評決を獲得
- チップメーカーの代理人として、特許権侵害訴訟および特許無効審判の請求を担当し、有利な最終判決と評決を獲得
- チップ設計メーカーの代理人として、特許権侵害訴訟を担当し、有利な判決を獲得
- 医療機器メーカーの代理人として、特許権侵害訴訟を担当し、有利な最終判決を獲得
著作権
- ビルド・ア・ベア・ワークショップ(アメリカ)の代理人として、台湾メーカーの著作権侵害を告訴し、有利な条件で和解を成立
- Sybase, Inc.(アメリカ)の代理人として、台湾メーカーの著作権侵害を告訴し、有利な条件で和解を成立
- 多国籍企業の代理人として、台湾メーカーによるコンピュータプログラムの著作権侵害を告訴し、有利な最終判決を獲得
競争法
- フィリップス(オランダ)の代理人として、行政訴訟を担当し、裁判所を説得して公正取引委員会の行政処分撤回に成功
- フィリップス(オランダ)の代理人として、公正取引法に関する弁護を担当し、公正取引委員会の有利な処分を獲得
- Genovate Biotechnology(健亜バイオテクノロジー株式会社)の代理人として、日本の製薬会社の特許権濫用、公正取引法違反を告訴。裁判所を説得して5,000万ニュー台湾ドルの損害賠償とその利息を得る有利な判決を獲得
紛争解決
- オーク・テクノロジー(アメリカ)の代理人として、台湾メーカーに商品代金の支払いを請求し、有利な最終判決を獲得
- Oracle Taiwan, Inc.(アメリカ)の代理人として、ソフトウェアライセンスに関する契約紛争を担当し、有利な最終判決を獲得
- New Atico International Ltd. Taiwan Branch(アメリカ)の代理人として、中国のOEMを告訴し、有利な最終判決を獲得
- CMCマグネティクスの代理人として、支払いに関する紛争を担当し、有利な判決を獲得
営業秘密
- パネルメーカーの代理人として、元従業員が窃取した営業秘密に関する紛争を担当。捜査の実施を申請し、有利な和解を成立
- チップ設計メーカーの代理人として、従業員が窃取した営業秘密に関する紛争を担当し、有利な和解を成立
著書・論文
- 「著作権法の刑事責任に関する研究---複製権と頒布権について」─修士論文
- 「営業秘密における実務の簡単な分析と提案」─全国弁護士月刊 2016年11月号
- 「特許の新興市場-ラテンアメリカの特許制度について」─玉山科技月刊 2014年04月第123期(共著者:劉宗欣弁護士)
- 「アメリカの特許制度における重大な変革」─玉山科技月刊 2011年12月第109期(共著者:劉宗欣弁護士)
- 「特許ポートフォリオ」─玉山科技月刊 2011年8月第107期(共著者:劉宗欣弁護士)
- 「先行技術の要素について」─弁理士月刊 2011年7月第6期
- 「業界標準と市場競争」─全国弁護士月刊 2008年1月号
- 「著作権侵害の要素に関する簡単な考察」─万国法律双月刊 2004年8月第136巻
- 「著作権の独創性の要素に関する検討」─万国法律双月刊 2004年2月第133巻
- 「コンピュータプログラムの著作権?(上)」─万国法律双月刊 2003年12月第132巻(共著者:陳建銘)
- 「知的財産権の紛争処理—特許紛争の例」─万国法律双月刊 2003年12月第132巻
- 「プリント基板と著作権」─万国法律双月刊 2003年8月第130巻
- 「特許権、産業標準、公正取引法に関する簡単な考察」─万国法律双月刊 2003年2月第127巻
- 「生物関連発明の特許審査に関する簡単な考察」─万国法律双月刊 2002年12月第126巻
- 「バイオチップと特許に関する簡単な考察」─万国法律双月刊 2002年4月第122巻(共著者:王書涵)
所属専門機関
- 2015〜2018年 中華民国弁理士会 第三期理事
- 2001〜2014年 台北弁護士会競争法委員会 委員長
受賞歴および評価
- 2020年 Chambers Asia-Pacificにて「卓越弁護士(Recognized Practitioner)」に選出
- 2019年 The Legal 500 Asia Pacificにて「推薦弁護士(Recommended Lawyer)」に選出。
学歴・経歴および資格
- 2006年 American University, Washington College of Law 法学修士
- 2003年 国立政治大学法律研究科 学士、後に法学士
- 1991年 私立輔仁大学化学科
- 2009年 弁理士会 所属
- 2006年 新竹弁護士会 所属
- 2006年 台中弁護士会 所属
- 2006年 台南弁護士会 所属
- 2001年 台北弁護士会 所属
- 2001年 弁理士
チャリティー事業
- NGOの顧問として公正取引委員会に同行し、代理人として国際競争ネットワーク(International Competition Network、ICN)の第12、13、15、16期年次総会に出席。