言語：中国語、英語、台湾語
許修豪弁護士は雇用問題、労工法、反トラスト法および紛争解決等分野のエキスパートです。2016年 Chambers Asia-Pacificにて、卓越弁護士に選出されました。Chambers Asia-Pacificにて高い評価を得た許弁護士は、クロスボーダー企業の雇用契約に関して優れた専門的能力があり、顧客からは案件処理時の迅速かつ積極的な態度について高い評価を得ています。また、「労働市場についての深い理解と専門知識」を備えています。許弁護士は、台湾と外国資本企業の雇用実務およびコンサルティングも行っており、労働紛争の解決、企業M＆A取引にかかわる雇用問題、職業工会（労働組合）との団体交渉、契約、斡旋、および労働雇用法のコンプライアンス等、豊富な経験があります。
主な専門分野
- 雇用および労働法
- 公正取引法（独占禁止法・競争法）
- 紛争解決
代表的な顧客および案件
労働紛争の解決
- 企業側の代理人として、労働紛争協議、調停および訴訟に多数参加。主な顧客は、オラクル社、フィデリティ・インベストメンツ、万泰銀行、Adobe、ブロードコム、Computer Associates、CBRE、WLゴア&アソシエイツ、台灣KLA、K･SWISS、レオ・バーネット・エージェンシー、マクドナルド等
- 大企業のために、セクシャルハラスメント、横領、賄賂および偽造など従業員の不正行員の内部調査を多数担当
- 大企業の代理人として、不満を抱えて離職した元従業員による濫訴への対応および裁判の勝訴
企業M＆A取引における雇用問題
- ウェルズ・ファーゴ、オーストラリア・ニュージーランド銀行、オラクル社、クアルコム社、Wolverine、スタンレー・ワークス、ソニー等企業M＆A取引案件の雇用問題についてのコンサルティング
- オラクル社、ウェルズ・ファーゴ、スタンダードチャータード銀行等の企業合併後の組織統合期間に生じる雇用問題（企業型厚生年金基金の移管および福利厚生の統合等）についてのコンサルティング
労働組合との団体交渉・契約
- GE側の代理人として、万泰銀行と万泰銀行労働組合との団体交渉・契約の締結
- スタンダードチャータード銀行の代理人として従業員のストライキを2度阻止
- スタンダードチャータード銀行の代理人として労働組合と2回の団体交渉を担当。交渉2回目の所要時間は2か月足らずで、台湾の労働組合史上、最短での協議達成記録を樹立
集団的解雇
- リーマンショックにより倒産した企業の台湾子会社のために、大量の従業員の解雇および他会社への就職斡旋
- メットライフ生命のために、千人以上の従業員のうち過半数との労使関係の終了
労働法規のコンプライアンス
- 多数の大手小売企業、飲食チェーン、ハイテクノロジー企業のために雇用法規にかかわる問題についてのコンサルティング多数（残業、解雇、退職金、年休、女性従業員、就業時間の手配および従業員のプライバシー等）
- 多数の大手クライアントのために合法的な雇用関係終了方法を計画
反トラスト
- クロスボーダー企業のために公平取引委員会へ合併届出手続きを行う。主な顧客は、FOXCONN（鴻海）、Yahoo、CE Compass社、GE、力晶半導体、BNPパリバ銀行、MediaTek社、ダウ・ケミカル社等
- ある大規模なTFT-LCDメーカーのために公正取引委員会の相場操縦調査案件への対応および企業側に有利な結果の獲得
受賞歴および評価
- 2020年 Chambers Asia-Pacificにて「卓越弁護士（Recognized Practitioner）」に選出
- 2020年 The Legal 500 Asia Pacificにて「推薦弁護士（Recommended Lawyer）」に選出
学歴・経歴および資格
- 2012年 中華民国弁護士会全国連合会 労使関係委員会 主席
- 2006年 米国ニューヨーク州弁護士会 所属
- 2003年 米国ニューヨーク大学法学修士
- 1999年 台北弁護士会 所属
- 1999年 台湾大学法学研究科 法学修士
- 1994年 台湾大学法学研究科 法学士
チャリティー事業
- 国際通商法律事務所のCSR委員会の責任パートナー