言語:中国語、英語、台湾語。
施汝憬 弁護士は、知的財産権、情報プライバシー、テクノロジー関連法、電子商取引、消費者保護、公平取引法、訴訟/紛争解決等案件の処理に豊富な経験を有しています。欧州連合情報プライバシー専門家認定(CIPP/E, Certified Information Privacy Professional/Europe)資格を所有しており、公認仲裁学会会員(MCIArb)、中華民国仲裁協会仲裁人も務めています。また、Baker McKenzie米国シカゴオフィスでの勤務経験を有しています。
主な専門分野
- 知的財産-商標/著作権/営業秘密
- 情報プライバシー
- 紛争解決
代表的な顧客および案件
知的財産及びテクノロジー関連法分野
- 米国インターネット関連企業を代理して、消費者保護、プライバシー、データ保護、コンテンツ規制、不正競争及びその他知財関連の問題を処理
- 米国商標権侵害訴訟において中国食品会社をサポート
- 米国マイクロコントローラメーカーをサポートし、中国特許無効案件を処理
- 数か国における特許権侵害訴訟において米国IC設計メーカーをサポート
- 米国化学品メーカー及びフランス工業ガス会社を代理して台湾特許権侵害訴訟を処理
- 台湾IC設計メーカー、米国半導体テスト機器メーカー、中国半導体ウェハ製造メーカー及び米国ドローン検知システムメーカーを代理して、台湾における営業秘密案件を処理
- 米国製薬メーカー、医療機器及び栄養補助食品メーカーをサポートし、個人情報保護、消費者保護、不正競争、虚偽広告及び腐敗防止問題の処理
- 台湾及びクロスボーダー企業を代理して、知的財産権ラインセンシング及びクラウドサービス契約について協議
- 電子商取引プラットフォームをサポートし、消費者保護、不正競争及び虚偽広告問題を処理
- 中国スマートフォンメーカーをサポートし、台湾におけるコンプライアンス問題を処理
- 台湾電動バイクメーカーをサポートし、虚偽広告問題を処理
- 電子製品、化粧品、高級服飾、製薬、データ保存、民生用品、飲食、ベビー用品、オークション及びエンタテイメント等各種分野の多数企業を代理して、グローバル商標案件を処理
- 台湾、クロスボーダー企業及び貿易協会をサポートし、台湾における著作権案件を処理
紛争解決
- 高等法院(イングランド・ウェールズ)商事財産裁判所での訴訟においてクライアントを代理
- 前副総統、台湾主要メディアの代表取締役及び香港主要メディアを代理して、台湾メディアを相手取って名誉棄損訴訟を提起
- 銀行、保険、建設、石油化学、高鉄、旅館及び輸入車ディーラー等を含む各分野の台湾企業を代理して、台湾国内の各種民事及び刑事訴訟を処理
- 国際的な製薬、医療機器、食品、ドローン検知システム、共同購入企業を代理して、台湾における民事訴訟を処理
- 汚職、相場操縦、インサイダー取引及び銀行法違反等の刑事案件におけるクライアントの弁護
M&A/クロスボーダー投資
- 海外私募ファンドを代理して、台湾の上場紡績企業による国際的紡績企業の買収を処理
- ドイツ生命保険会社による台湾の生命保険会社への事業売却を代理
- 台湾上場電子メーカーの各種海外投資をサポート
- 米国クレジットカード会社の台湾及び中国における各種契約のレビュー
著書・論文
- 「材料移転契約に関する問題についての研究」 ―台湾大学大学院修士論文(2009)
- 「著作権法改正案における留意すべき重要ポイント」─工商時報 (2017)
- 「販促キャンペーンに”ダブルイレブン”、”ブラックフライデー”を利用できるか?」─工商時報 (2019)
- 「新型コロナウィルス防疫措置と個人情報保護」─工商時報 (2020)
- 「EU 新著作権指令の発展に対する持続的観察」─TIPA知財評論月刊(2020)
- 「”あつまれ どうぶつの森”の知財戦略」─工商時報 (2020)
- 「商標の誤認混同有無の判断は、AIと人どちらの認識を基準とすべきか?人工機能と商標法についての考察─工商時報 (2020)
所属専門機関
- 台北、新竹、基隆弁護士会
- 中華民国弁護士会全国連合会 知的財産権法委員会 委員
学歴・経歴および資格
- 2020年 欧州連合情報プライバシー専門家認定(CIPP/E)資格取得
- 2018年 公認仲裁学会 会員MCIArb
- 2014年 アメリカ・ニューヨーク州弁護士 登録
- 2012年 台北弁護士会 登録
- 2012年 アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校ロースクール LLM修了
- 2009年 台湾大学大学院法学専攻修士課程修了
- 2006年 台湾大学法学部卒業
- 台湾大学電気工学コンピュータサイエンス学院・特許無効審判及び侵害鑑定実務コース講師